本物・オリジナルと偽物・パクりの決定的な違い

世の中には『本物』『元祖』『オリジナル』と言われるモノと
『偽物』『贋作』『コピー品』『模造品』というパクりがあります

作り方やデザインややり方は徹底的に真似したらそれらしくコピーできます

決定的な違いは、最初にこめられている『想い』
それに対する『純粋な想い』『情熱』『愛情』『感動』

そこまでの行程、道のり、注いだ熱意、かけた時間
それらが決定的に違います

あと見えないモノとして
そこから発せられる『波動』がもしかしたら違うかもしれません

オリジナルは見る人が見たら、目を引くでしょうし
洗練されていない部分もあるかもしれません

それでもなんとなく引き寄せられるでしょうし
心打つ何かがあるかもしれません

そんな心惹かれた人の中には
真似する人も多いのでしょう

パクり品は、一件目を引くかもしれませんが
なんとなく小さくきれいにまとまっているでしょう

一生懸命作ろうとした熱意より
一生懸命お金儲けしようとした悪意が伝わるかもしれません

世間の素晴らしいモノには必ずと言ってパクられる運命が待っています

ヒットした商品も同様で必ず模造品が出てきます
アイデアや手法なども同じです

結局決定的な違いは『心』がどこにあるかでしょう

心の無い人は表面だけ見て上手にせっせとコピーするでしょう
5年、10年かけてできあがったものの表面だけコピーしても
中身が全然ありません

上手くいっている人を妬む人は一生懸命観察して真似をするでしょう
自分がその人を見るように、もしかしたらそれ以上に自分を上手く見せるでしょう

人気のあるところが羨ましい人はそこに寄ってきてその名声に集るでしょう
苦労せずに自分も同じところに行けたような錯覚が欲しくて

恥を知らない人はこの世にいっぱいいます
でも所詮オリジナルには叶いません

どうせなら『本物』からちゃんと習って
そこから自分のオリジナルを作り出していく方がはるかにいいと思うのですが…

『本物』はしっかり教えたり、伝えたりしていると思うのです

まっとうな方法で自分も相手も周りも幸せになる道を選びたい
そんなことを思います

『本物』にしか出来ない想いと手段を教える事は与えられた使命かもしれません

本物、元祖、オリジナルを持っている人はどうせパクられるなら
いっそ想いや形を大事にしてくれる人に教える方がいいのかもしれません

しっかり伝え学んでもらい
そしてそこから今度はオリジナルを作りだしてもらう事も大切です

次世代の新たなモノが創造されていく
その足がかりとなる環境を作ると自覚すれば
その人にしか出来ない責任も役割もあるように思います

人は過去の人から学び後世に伝えていくことを繰り返してきたのですから

本物、元祖、オリジナルはパクられることを超えた使命があるのかもしれません

 

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