10/30谷崎潤一郎文学の着物を見る…ご報告

大山崎美術館、そう遠くはないのに、一度も行ったことがありませんでした。

谷崎潤一郎と着物…
「谷崎潤一郎文学の着物を見る」が開催されているので、着物おばちゃんずはぜひ行かなくては…

どんな関係があるのかはよく分からずに、今回の展示を見に行く予定をしておりました。

直前に貸して頂いた本で事前知識を入れておいて本当によかったです。

もちろん知らずに行ってもアンティークな着物が好きな方は十分楽しめるのですが、今回の「谷崎潤一郎文学の着物を見る」はやはり予備知識がある方が10倍以上楽しめます。

私も事前にこの本で谷崎潤一郎のこと、谷崎潤一郎文学のこと、その世界観や着物との関係、などなどとにかく一通り読んでおいたので、展示してある着物の背景が分かって大変興味深く観ることができました。

さて着物…

明治時代、大正時代・・・きっと和洋折衷の時代の中、最先端をいくファッションリーダーと
今の時代の若者が、着物をカジュアルに着ようと試みる様は、良く似ていると思いました。

着物は日常に着るものであったのだし、もっと自由にいろんなアイデアでオシャレを楽しんでいたのでしょう。

現代の着物が高級路線に行ってしまったのと、こうあるべき!という固定概念にとらわれ過ぎることが着物の普及をかえって妨げているような気がします。

もちろん正式な場での着物のルールは守りつつ、日常の着物は固定概念を外してもいいのにと思います。

とはいえ私はまだまだ初心者なので、半襟や足袋も白以外冒険できませんが…

もちろん今もいろんなアイデアを出して着物を普及しようとしている方々もいらっしゃいます。

これだけリユース市場に着物も溢れていることですし、もっと着物を見直す流れが来てもいいのに…と思わずにはおれません。

本日はお天気もさわやかで心地よく、着物での外出に最適でした。

カジュアル着物倶楽部は、Over50向けでいつでもだれでも参加したいときに参加できるスタイルです。

ぜひホームページの方もご覧ください。

>>カジュアル着物倶楽部のホームページはこちら

最後に、「谷崎潤一郎文学の着物を見る」は作品に登場する人物が着ていたであろう着物を展示してあります。

こちらの本で作品や内容、そして登場人物の事、谷崎潤一郎自身のことなど事前に知識を入れておくほうがより楽しめる事間違いありません。

貸して頂いたけれど、着物のことも、着物の歴史や変遷、時代の事なども良く分かるので、着物好きなら持っていて損はしないお勧めの一冊です。

これから観に行く方は事前にこちらを購入されてぜひ足をお運びくださいませ。

今日は昭和初期のアンティークな着物をたくさん鑑賞できて、お腹いっぱいになりました。
本当に良かったです。

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9/10北新地限定ランチ会報告・今想ふこと

雨の降る中、6月に予約した北新地の雅しゅとうとうの限定ランチへ…

Over50のカジュアル着物倶楽部の飲食部の部活動でした

予約をしてからこの日まで楽しみに待っていました
が、その間に何が起こったでしょうか

まさかの地震で震源地となり、連日の猛暑、そしてまさかの大型台風でまだダメージを受け…

この数か月の間に全国では豪雨災害や、北海道の地震まで起こりました

今日と言う日を普通に暮らせる有難さをこんなに感じたことはありません

実はいつも私は普通に暮らせることに感謝はしてきたつもりです

その昔、本当に辛くて大変な時があったり、本当に時間が無くて睡眠4時間で日々を過ごしていたり

あの当時の壮絶な日々を思うと、ネコと日々穏やかに暮らせる今が本当に本当に有難いのです

そしてそんな普通に暮らせる日々だけで十分なので、特別欲しいモノもそれほどありませんでした

今も旅行にも行かず、特にどこかに遊びに行きたいと思う事もありません

一人で平和を楽しんでいる、それが私本来の姿です(本当に地味なのです)

なのに今回の災害ではその平和が少しだけ覆されました

だから前にもまして、ふつうに平々凡々に暮らせるだけで・・・毎日起きてご飯を作って食べて、ネコの世話をして、仕事をして…そんな当たり前の日々が尊いと感じています

そんな災害の片付けに追われるなかでも時間は進んでいきます

震災前に企画した限定ランチ会でしたが、私自身は諸事情で着物では行けませんでした

なので着物おばちゃん達を撮るカメラマンになりました

待ちあわせ場所のキタノザウルス

雅しゅとうとうの限定ランチ(1100円)
そりゃ3か月待ち、というのもうなづけます

テーブルに乗りきらないほどでした
最後はしっかり卵かけごはんを味わいました

平々凡々な日々だけでありがたいのに、時にはお休みしてこんな時間も頂けるなんて、有難いにもほどがあります

私は特にこれという趣味がない人生でした
趣味にかける時間とお金がありませんでしたので・・・

ようやく時間が出来た今、30年前からやりたかった着物ライフを楽しんでいます
(実は時間があるわけでは無く、頑張って捻出しているというのが実情ですが…)

そして同世代で同じように着物を楽しみたいという方々との出会いがあって、いろんな企画が実現しています

このご縁にも本当に本当に感謝しているのです

ただ振り返ってみると、勝手にご縁がやってきたわけではありません

過去に自分がほぼボランティアでやってきた活動や、利益度外視でやってきた活動の延長に今のご縁が繋がってきているのです

だから目先の利益より、今やりたいことや回ってきた仕事、役割を取りあえず全力でやることが、巡り巡って未来の自分にまた良いご縁が回ってくるのだと確信しています

叶えたい夢ややりたいことがあるのなら、思い続けておくことと、目の前にある『仕事』を全力でやることです

今はまだその時でないかもしれませんが、必ずパズルのピースがピタッとハマるような瞬間が巡ってきますから

もしお着物が好き、着ていくところがない、着たいけど高そうだし…

そんな方はぜひ一度ご参加ください

>>カジュアル着物倶楽部のHPはこちら

>>カジュアル着物倶楽部のFBグループはこちら

いまはリユース着物を利用すれば1000円2000円で手に入ります

小物も上手に揃えればいいのです

私たちが目指すのは普段着の気軽な着物です

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8/26ヘアメイクと撮影会ご報告

報告し忘れていた撮影会

その前のヘアアレンジレッスン…

そしてその時に急遽決まったメイク&ヘアメイクで撮影会
しかも着物

そう、カジュアル着物倶楽部の着物おばちゃんずの写真がまともなモノがなかったので、いつか撮影しようと話していました

>>カジュアル着物倶楽部ホームページはこちら

そして当日、メイクとヘアメイクはプロのメイクアップアーティストさんに、しっかりしていただきました

あとは着物や浴衣でお互いに撮影するというものです

カメラマンはおりませんがスマホやデジカメで皆さんで撮りまくりました

最後には他の参加者様と変顔や変なポーズなどを撮りあい、踊り指導まで入るという爆笑撮影会となりました

まともな写真はカジュアル着物倶楽部のプロフィール欄にて…
>>プロフィール欄はこちら

>>踊っている姿はこちらのページ

以下は自分では決してできないモリモリヘアスタイルです

そしてカジュアル着物倶楽部の着物おばちゃんずです(実は全員メガネ)

Over50が安心して参加できるカジュアル着物倶楽部のフェイスブックグループがあります

>>カジュアル着物倶楽部のFBグループはこちら

どなたでもご参加できます
少しずつ参加者さまが増えています

倶楽部外のイベントなども紹介しています

お気軽にご参加ください
一緒に着物ライフを楽しみましょう

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【SDGs】地球を守る視点

先日、SDGsの勉強会に参加してきました。

2015年から国連が掲げた目標なのに、そんな取り組みがあることを私は知りませんでした。

世界を相手にしている大きな企業ではすでに取り組んでいるそうです。

SDGsは知りませんでしたが、子どもを育てる女性なら、子どもが大人になった時、そのまた子どもが大人になったときにどんな世界を、どんな地球を残せるのかしら…と思ったことはあるのではないでしょうか?

子育てがきっかけで環境問題に意識が向いたり、動物がきっかけで様々な問題に取り組んだり、目の前のモノを大切に想うから取り巻く環境のことが気になる人もいるでしょう

私も、環境の事、自然の事、農薬の事、食の事から街の在り方の事…
輸出入や貿易不均衡の事、フェアトレードの事、など将来の事について様々な問題について意識が向いてはいました

そして、もう皆が地球のことを考えないとこのままではどうなってしまうか分からない!とは思っていました

なので、世界の大きな企業が方向転換していかなければいけない流れには大歓迎だし、本当に必要な事だと思っています

ただ審査委員会があるわけでは無いですし、明確な基準があるわけでもないですから、形だけにならないように私たち個人もそこは見極める必要があるでしょう

そういう意味では私たちは企業ではないけれど、市民レベルで、個人レベルでSDGsという取り組みを伝えながら、自分に何ができるかを考えて行かなければならないのかも知れません

私は戦後半世紀あまりで、それまで400年続いたであろう田舎の農村が廃村になったり、限界集落があちこちにできてしまった現代の変化が怖いと感じていました

同じように近代から現代は、地球レベルで考えたらものすごいスピードで様々なモノが変化しているはずなのです

親の世代から受け継いで現代を生きている私たちにも責任はありますから、個人だからと諦めるのではなくて、出来ることを出来ることから行動に移していきたいと思います
本当に小さなことからでもいいのではないでしょうか?
とにかく地球レベルで子の世代、孫の世代、100年先、200年先に今やっていることはいいことなのか…そういう視座でモノを考えられる意識を持つこと…
それは今までになかったことです
今はインターネットで世界中が一瞬で繋がります
世界のことを、地球のことを皆で考える環境が整ってきています
これからは戦争も破壊も不要です
調和や平和、和のつくことが大切なのでしょう
着物おばちゃんずの活動も、実は和文化を少しでも残したいという気持ちもありました
和文化の良い部分を現代に持ってきたり、少しだけ不便に戻ったり、またはITでその部分をカバーしたり、経済成長だけでは今の環境や生活は持続できないのではないでしょうか

ITとかは若者に任せて、おばちゃんはアナログな部分の大切なモノを伝えたり繋いだり、そんなことをさせてもらいたいと思っています

そのための入り口が着物であると思っています

 
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ぬり絵セラピーご報告

雨の心配もなく、無事ぬり絵セラピーを開催していただきました

>>ぬり絵セラピー開催します

集まった全員が親を見送って数ヶ月の方々
そして介護がまたこれから始まる方もいらっしゃって
この世代のテーマだと思わざるをえませんでした

まずは先生から道具などの使い方、塗り方などの説明を受けます
パステルと金網の使い方
脱脂綿で薄く塗るやり方、濃く塗るやり方など・・・

あまりこうあらねばという決まりはなく、基本自由に色を塗るだけです

私はまずベースとなる色をパステルでうっすらと置いて、そのあと色鉛筆でぬり絵をしていきました

自由と言われれば、本当に自由でざっくりと手が動きます
ときどき先生がコツやアドバイスを簡単に説明してくださいました

そして手を動かしながら口も動かして(お話しの方ね)、あっという間に時間が経ちました

出来上がった作品を並べて、最後に先生が色について説明してくださいます
あとカラーセラピーも…

同じ枠(ベース)でもそれぞれに全く雰囲気が変わるものですね
先日の帯留めといい、こうやって無になる時間、お話しする時間は、貴重な時間です

それをここ夢・未来創造サロンで開催して下さった先生方に感謝しています
そしてここまで足を運んでくださった方々にも感謝しています

何も大きなことをしているわけではなくて…
ご縁を繋がせて頂いているだけで…
ひとつひとつのご縁やその先を、ただ見守り祈っていきたいと思います

それがどこへ繋がっていくのかは分かりませんが、想像を超える未来へ繋がっていくことは間違いありません

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手作り帯留め体験講座の報告

先日帯留めを手作りする講座を開催していただきました

門田先生の帯留めの作り方のアイデアが満載です

こんなものから、あんなもものまで帯留めにしてしまう、その知恵に脱帽!

でも、今後様々なモノを帯留めにできるかなーという目で見てしまうことは間違いありません

まずは見本をいろいろ見せて頂き、工夫してある点や材料のこと、そして作り方のポイントなどを教えて頂きました

手作り帯留めパーツの写真

そしてグルーガンなどを利用して帯留めにしていきます

帯留め手作り作業中の写真

手作りの帯留め完成品の写真

パーツから手作りした帯留めと髪留めを利用した帯留めの写真

集中した後はお茶とお菓子も楽しみました

作業後のおやつタイム(お茶とお菓子)の写真

工作するって普段やり慣れないモノは一人だと面倒だけど、大勢でなら楽しいです

多分一人ではなかなかやりませんから

さてこの帯留めを使う時が楽しみです

夏はなかなか着る機会がありませんが、秋からに備えていろいろ学んでおきましょう

・7/6 浴衣の着付け&ランチ⇒延期

・7/13 お買い得船場ツアー

・8/7 ヘアアレンジ講座(満席)

・8/7 半襟講座

・8/17 浴衣の着付け&ランチ

・8/23 ヘアアレンジ講座

・9/10 北新地ランチ会(満席)

着物関連は今後もいろいろ企画してまいります

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カジュアル着物倶楽部の部活動はどなたでもご参加頂けます

ぜひ遊びにいらしてくださいね

クラウドファンディングのデメリット(舞台裏の苦労)

以前主催したプロジェクトでクラウドファンディングを利用したことがあります。

また協力したプロジェクトでクラウドファンディングを利用したことがあります。

芸能人も使って話題となりましたので、最近は資金調達の手段の一つとして当たり前のようにクラウドファンディングの手法が紹介されるようになりました。

ただ私たちが利用した時(2015年)にも感じたことですが、メリットばかり着目されていましたので、もっとデメリットの方を伝えなければと思ってました。

実際に舞台裏では、やらなければよかったというくらい大変でした。

メリットばかりに注目するから勘違いする人がいる

私たちがクラウドファンディングを利用した時に、周囲では『簡単にお金が集まる』と思われた方もいらっしゃいました。

全くの全くの大きな勘違いだと思います。

勝手にお金が集まるなど、そんな虫の良い話はありません。

相当頑張って頑張って、うまく行けば、話題作りに活用できる手法と思っておかれた方が良いでしょう。

確かに、クラウドファンディングを始めると、周りから注目はされるかもしれません。

もちろんそのままでは誰も注目してくれませんが、SNSを活用して世間に知ってもらうことはできます。

SNSでのお友達(フォロアー)の多い人なら拡散されて注目度も上がります。

インフルエンサーなど普段から目立っている人なら、クラウドファンディングを利用するメリットもあるでしょう。

またはクラウドファンディングをスタートした注目度の高いプロジェクトとして、プレスリリースを出せるくらいのプロジェクトならそのメリットは十分あるでしょう。

SNSで話題になったりプレスリリースを出せたら、どこかのメディアから取材が入るかも知れません。

そこまで行けば、多くの人の目に触れ、一気に注目度が上がります。

そのための話題作りとして利用する計画、ゴールまでの戦略を立ててから、クラウドファンディングを利用するのが正しいのだと思います。

個人が集まったくらいのプロジェクトはメディアからも世間からも、そのままでは全く注目されません。

芸能人でもない普通の人が、一人で簡単に成功させ、資金集め出来るようなものではありません。

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多くの協力者やお友達、ファンがいることが大前提

結局、クラウドファンディングを始めたら、仲間と一緒に必死で宣伝しなければなりません。

あちこちへ出向いて多くの人の前で告知してまわらなければなりません。

よほどの有名人でもなければ、個人一人の力ではどうしようもないのです。

たとえ仲間が集まったとしても、その仲間が全員周りの知人・友達に頭を下げてお願いしていかなければなりません。

人の集まるところに足を運んで、何度も何度も説明して回らなければなりません。

面白そうなコンセプトの新商品や新店舗立ち上げプロジェクトは、対価を提供できるのなら協力・共感してもらいやすいでしょう。

いわゆる投資型でリターンがあるようなプロジェクトです。

例えば、新規の商品を作るためのクラウドファンディングで、成功したらその商品をプレゼントするというプロジェクト・・・

或いは新規の飲食店を作るためのクラウドファンディングで、店舗ができたら1年ドリンク無料券などを提供するというプロジェクト・・・

そういった物々交換的なプロジェクトは、知人・友人に向けて発信し、気に入ってもらえさえすれば上手くいく可能性は大きいと思います。
寄付する方にもデメリットではなくメリットがあります。

普通、人は自分にメリットがなければ、あまり動かされないものです。

世の中の課題に貢献するようなプロジェクトでも、同じ思いを持った人にしか伝わりません。
そして多くの人に共感して頂き、行動していただくことは簡単ではありません。

寄付型のクラウドファンディングは相手にメリットがありません。
共感はしてもらえても、お金を寄付するとなると話は異なります。

なかなか協力を得ることが難しい中で、お友達にお願いする勇気はありますでしょうか?

成功も失敗も人次第

いくらプロジェクトの主旨が素晴らしいものだったとしても、世の中に注目されるほど、一部の人からは反感を買うモノです。

そうでなくても周りの反応は、結局主催者やその協力者がどのような人であるかによるのではないでしょうか?

本当に素晴らしいプロジェクトだったとしても、それまで何も提供してこなかった人が、一方的にお金をくださいと知人や友達にお願いできるでしょうか?

仮にもし出来たとしても、それを平気でやってしまうのは人としてどうなのでしょう。

「私こんな素晴らしいプロジェクトに協力してるねん、だからお金寄付してくれへん」いきなり知人・友達がそう言ってきたとしても「知らんがな」となるのがオチです。

ただ、もし日頃から世の中に対して、周りの人に対して、対価を得ずに何か活動していたり、誰かのプロジェクトを手伝っていたり、一緒に支えていたり、応援してきた人であるのなら、話は別です。

これまでの関係があるので、このときとばかりに協力してくれる知人・友人も現れるでしょう。

そういう人が何人も集まって、プロジェクトを組むのなら、クラウドファンディングを成功させることは可能だと思います。

クラウドファンディングを始める前に、まずは自分達ご自信が、世の中に何をどう貢献してきたのかを先に考えてみてください。

多くの人に貢献してきた方々なら、今度はきっと多くの人に応援してもらえるでしょう。

デメリットを想定しておきたい

クラウドファンディングのメリットより、デメリットの方をもっと考えておいた方が良いと思います。

まず一旦始めたら引っ込みが付かなくなります。
誰もが失敗したプロジェクトの起案者にはなりたくありません。

もし目標額の半分でも集まっていて、何が何でも成功させたいと思うのなら、最後は身内で出資することになってしまいうかもしれません。

もし、そうやって目標達成できたとしても、クラウドファンディングの会社に何割か支払わなければなりません。

それなら最初からクラウドファンディングを利用しなくても良かったのでは?ということにもなりかねません。

クラウドファンディングは様々なリスクを背負うというデメリットがあります。

もちろん話題作りにはなりますので、そのメリットを最大限に生かせるのならいいのですが、そうでないのならデメリットだらけと言っていいくらいです。

やりかたを間違うと、周りの反感を買ったり、友達を失うという可能性も大いにあると思います。
(この友達を失うかもしれないデメリットは大きいのではないでしょうか)

まずは勝手にお金が集まるモノではないということ、そんなに簡単に資金調達ができると思わないことです。

プロジェクトが成功するにはしっかりした内容の組み方や、ことの進め方などの順序があります。
そもそもそれを仕掛けられるだけの関係を、自分たちが周りと築いてきたのかも考えて欲しいのです。

全く関係の無い方がポンっとお金を出してくれるわけはありませんから、周りに頭を下げて回ることになります。
そう、場合によってはプライドも失ってしまうことになります。

計り知れないデメリット

クラウドファンディングのデメリットは、お金、友達、人間関係、プライドを無くすかもしれないというリスクを背負うことです。

お金は無くしたとても、また稼げばいいかもしれません。

でも、せっかく築いてきたこれまでの人間関係や友達を失うという事は、計り知れないデメリット・大きな損失です。

そして、失敗したら悪い評価しか残りません。

プライドも失いますし、立場上受ける損失もあるかもしれません。

表から見えないところで、このようなリスクを冒してまでクラウドファンディングに挑みたいでしょうか?

それなら仲間同士で出資した方がリスクがないのではないでしょうか?

まあ、メリットもありますので、一概にデメリットばかりを強調する気もありません。
ただ、もし利用するのなら安直に考えず、心して挑んで頂きたいと思っています。

成功するプロジェクトとは…

クラウドファンディングの会社によっては、それぞれのプロジェクトに付く担当が居る場合もありますので、相談をすることもできますし、アドバイスを受けることもできます。

それでも始めるまでにデメリットのことを細かく説明してくれる会社はあまり無いと思います。
メリットばかり強調してデメリットは説明しない、世の常かもしれません。

もちろん会社側も成功する(=儲かる)ようなプロジェクトで無いと困るので、規模が大きいほど親身になってくれることでしょう。
(寄付金額が大きいほど会社に手数料も入るので)

ただいくら相談に乗ってもらったとしても、最後は自分たちの力で頑張るしかありません。

実際に私たちがクラウドファンディングを利用したとき、話題作りにはなりました。

また、あちこちでそのお話をする機会も頂きました。

何カ所かの商工会議所、インターネットラジオ、地元のラジオ、ケーブルテレビ、イベントなどでも積極的にお話させていただきました。

そして最終日の3,4日前に、ケーブルテレビからクラウドファンディングがテーマのニュース番組に例として取り上げて頂くというお話を頂きました。

ですが、そのままだと失敗例として取り上げられるところでした。

ところでクラウドファンディングはカード決済が主流です。
この決済方法も結構デメリットになっていて、まだまだ周囲にはカード情報を入力することに抵抗がある人も多いのです。

最後の最後に、このカード決済を、こちらで代理で入金する方法に変えました。そうすることで一つハードルを下げ協力していもらいやすくしました。

それからSNSで発信する以外に、友達・知人、一人一人にメールや電話でご協力を呼びかけました。

最後の追い込みは全員が頑張りました。
最後は『人』が実際に頑張るしかありませんでした。

おかげでニュースでは成功例に取り上げられはしましたが、ニュースの中ではそんなに上手くいくようなものではないということや、デメリットについてのお話もしていただきました。

人様の大切なお金を頂くのです
そのことを真摯に考えなければなりません

寄付いただいた金額の何倍ものお返し(リターン)をする覚悟で挑んだプロジェクトは成功する可能性があると思います。

それまでに、周りに対して、世間に対して対価を求めず何かを提供してきたり、楽しませたり、良い関係を構築してきた方々が集まったプロジェクトも成功する可能性が高いと思います。
すでに注目されてきている方々のプロジェクトですから…

協力者やチームメンバーが多いプロジェクトも成功する可能性が高いでしょう。

結局、クラウドファンディングは多くの人を楽しませたり、喜ばせたりしてきた人が、さらに共感してもらうために利用するツールなのでしょう。

決してクラウドファンディングを否定するつもりはありませんし、デメリットばかりを強調するつもりもありません。

ただ、最初から楽して資金集めしようという甘い考えでは、大変な苦労をすることになるでしょう。

何年も前に利用した立場として伝えたかったのはデメリットのことです。

会社やニュースはクラウドファンディングのメリットばかりお話しします。
あまりデメリットについてはお話ししてくれません。
でも本当に考えなければならないのは、クラウドファンディングによって背負うリスクとデメリットの方です。

>>最近の活動はこちら

女性の50代からは人生総まとめの時期に入ります。
60代からも継続して活躍していくために、準備してまいりましょうね。

そのヒントになるのは自分自身の好奇心・経験・体験・苦労したこと・乗り越えたこと・学んできたこと…人生そのものの中にあります。

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半襟講座の報告

半襟講座の報告です

先日開催していただいた半襟講座
長らく持つことがなかった(できれば避けていた)針と糸を出してきて、半襟の付け方のコツを教えて頂き頑張りました

初心者に着けやすい伸びるレースの布を、長襦袢に付いている半襟の上から付けました

先生が用意してくださった布から好きなモノを選びます(これ以外にもありました)

出来上がりはこんな感じです
見える部分を意識して縫い付けて行きました

このまま洗えますし、厳密に季節に関係なく着れるので4,5月には重宝するそうです
取り付けてある半襟の色が変色した長襦袢があったのですが、レースの布はそういったものの上から付けるのも有り!だそうです

さて、まだ白い半襟から一歩進んだオシャレをしたことがありませんので、この半襟とどの着物を組み合わせましょうか…
そういうちょっとしたことを考えるのも楽しい時間です

今回参加できなかった方々のリクエストで6月も半襟講座を開催します
詳細はこちら

ぜひ皆さまもアラフィフからのカジュアルな着物ライフ楽しみましょう

子育て、介護、いつまでたっても女性は誰かの世話があったりします
その時間の合間をぬって、自分の時間も持ちたいものですね

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梅田の着物で作戦会議室の報告より

たまには報告というか開催レポート記事も書いておいた方が良い…

というのは分かっていてもアメブロには書くけれど、こちらにはなかなか手が回りません
という言い訳をしてはいけないとは思います…

なので今回は報告とこれからの展開について覚書がてら書いておくことにします

当日は初夏の陽気、季節的にはまだ袷の時期なので頑張って袷の着物で行きました
が、着付けの先生は単衣で来られていました

また素敵なショールを羽織っておられて…と思ったら
それは布の端っこを手縫いしただけのモモンガコートなるものでした

先生の着物ライフの様々な手作りアイテムやアイディアは一人占めするのが勿体ない
ぜひ着物ライフをこれから楽しみたい人と共有したいと思っています

今後の展開について

以前からこの企画を一緒にしている(社)地域創生プランニングの中野様と
ただ遊んでいるだけでなくて、いずれは各々の得意を生かしていけるよう
それが仕事になっていくように、また面白いことが広がっていくようにできたらいいね

そんなビジョンを描いていました
でもとにかく私たちの最初のミッションは着物を着て外出する事!だったため
まずは着物や小物を格安で揃えるところから始まりました

そしてついに迎えた梅田で毎月開催している作戦会議室に着物で参加すること!
そのミッションをなんとか、門田先生のサポートのもと達成することができました

さてさてここから今後の展開の話し合いとなります

その名も『着物おばちゃんず』

『着物おばちゃんず』として今後は活動していきます
そして昭和レトロをテーマに練り歩くのが第一段階の目標です

そのためにまずは昭和レトロや昔を知るツアーも下見がてら
気になるスポットを訪れる予定です(すでに候補がいくつか上がっています)

その前に、夏に備えて浴衣の着付け&ランチも企画
その前に、帯留めや半襟を手作りする講習も開催していただきます

昭和レトロな商店街にも行きます

いずれは浪速おもてなし隊として浪速の昭和レトロガイドをしたいとも思っています
昭和レトロ商店街を盛り上げてもいきたいのです

で、今は研修期間として、あちこちネタを仕入れながら私たちも着物を着て練り歩きます
写真もアップできるようホームページも作ります

一方で門田先生の提案する着物に必要な小物やハンドメイドは販売も考えています
門田先生のリサイクル着物同行ショッピングと着付け教室をセットとして販売するのも面白いと思います

そんな風に参加して下さった方々の得意をパッケージにするのは私や中野様が得意とするところです

ここに詳細を書くことは出来ませんが、まだまだその先もあります
興味のある方、面白いと感じて下さる方と繋がっていきながら、ゆるゆると輪を広げていきたいと思っています

今回の着物でおもしろ作戦会議室はそんなこんなで、あれこれ企画を挙げました
面白かったのが参加者それぞれの個性と役割でした

アイデアを出す方、ビジョンを描く方、整理する方、別の角度から誘導する方
一人では出来ない事も数人寄れば可能になります

これからは面白そう!と集まった人たちが目的に沿ったチームとなっていきそうです

 

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恩送りの考え方は何も特別なものではない

地球蘇生プロジェクトをされている白鳥監督の映画のひとつ
『祈り』を昨年の3月に観ました

そして今度は『地球蘇生プロジェクト』というDVDを観ました

白鳥監督の地球蘇生プロジェクトのホームページ

その中にはいろんなフリーエネルギーのお話しや、食や微生物や循環型の生活などのお話がありました

私もずーっと前から感じていたことが、そこに一つにまとまっておりました

子どもの頃からこの世界がどこか変だと思っていましたし、自然を破壊したり、他の命を感謝無く奪って食することにも胸が痛んでいました

子どもの時の方が痛みに敏感でしたし、周囲の田んぼがどんどん埋められていくのも悲しかったのを覚えています

かといって現代社会の便利さも捨てられません
どこかに着地点は無いのかしらとも思っていました

DVDの中には水からエネルギーを作るお話しもあって
これはもう7,8年前だったか江本先生もお話しされていたことです
(江本先生の講演会を二度ほどお手伝いさせていただいています)

また普通の太陽光発電ではない太陽光を使った発電や、ごみ処理の話をコメットハンターの木内氏がされていました

木内氏はその方面ではどれだけ有名な方なのでしょう…
そうとは知らずに写真を撮って頂いたときの事

太陽光発電は建物の上に設置するものは良いのですが、自然を壊してまで建てるのは環境破壊でしかないと思っていました
将来的なゴミ問題も深刻です

だけどフリーエネルギーはまだまだ世に出てこないでしょう
これは情報を取りにいかないと分からないのでしょう

さて、白鳥監督のDVDにもあった『恩返し』ではなく『恩送り』のこと…詳しくはこちら

新しい考え方では無いと思います
むしろひと昔前の時代までは、おだやかに皆がそういう気持ちで支え合っていたのではないでしょうか?

20代の頃、ホームの階段をベビーカーを抱えて上っていた時、見ず知らずの年配の女性が手伝ってくれたことがありました(当時はエレベーターのない駅がほとんどでした)

本当に助かったのでお礼を伝えると、その方にさらっと言われたのが…

『いいのよ、その代わり貴女も将来、同じように子育て中のママさんを助けてあげてね』という言葉でした

ああ、本当にそう!
目の前の人に今、恩返しをしなくてもいいのです

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出来ない時は仕方がない!その代わり出来る時に世の中に恩返し

出来ない時は仕方ないので、助けてくれる人に甘えていいのです
その代わり将来、困っている人を助けられる側になった時に、世の中に恩返しをしたらいいのですから

その件でそういうことを教えてもらいました

だから私は、今出来ないという事で、自分に非を感じる必要はない、出来るようになった時に世の中に恩返しすればいい、そういう時が来れば必ずそうしよう!と思うことが出来ました

諸事情で出来ない時は、保育所や学校の役員も出来ませんでした
その代わり、出来るようになった時にいろんな役員を引き受けました

もちろん今出来ないなら辞めろ!シングルだからって甘えるな!という人もいたのですが…

出来ない時は手を差し伸べてくれる人に甘えてもいい…
出来るようになったときは今度は自分が世の中に恩返ししよう

かれこれもう30年以上、そういう考え方で生きてきて、今の自分があります

今になって、あれこれボランティア的なことをする私を『余程お金があるんやね』とか『優雅やね』などと言う人もいましたが、決してそうではありません

生活レベル的にはそう私に言う人たちの方がよほど恵まれていましたし…

ただ、その人たちは”今目の前にいる私”しか知らないので、そう解釈されても仕方がないのでしょう

そうではなくて過去の私が、周りに何もできないくらい、自分の家族を支えていくことだけでいっぱいいっぱいだったから、家族が巣立った今、世の中にちょっとだけ恩返しをしているだけなのです

このDVDは良かったので、また機会があれば鑑賞会ができれば…と思います

当たり前の格言や言葉で操られていないか?

この『恩送り』という考え方や言葉が、世の中に素晴らしいと受け入れられ、先に歩いていくことには何か怖い感じもします

先ほどの、私に『優雅やね』『お金持ち』という人たちはすでに、『見返りが無ければ世の中に何かするのは変』という考えが頭の中にあると思うのです
そしてそれが世の中の常識になってきている気がします

だから『恩送り』という言葉に多くの人が飛びつき『すばらしい!』と絶賛されるのかもしれません
そこで盲目的に信じて、高いお金を払ってセミナーに行ったりモノを買わされたりしなければ良いのですが…

だって…ひと昔前までは、当たり前だった考え方です
何も新しい考え方では無いものを、いかに価値あるように見せ、何かの目的のために利用する人もいるのでは?と思います

少し前にも似たような事例がありました
ツイッターやフェイスブックなどで、もっともらしい格言的なことがフィードに上がってくると、その情報発信者の意図まで考えない人は、すぐにいいね!してしまいます

私たちはちょっとくらい批判的でも良いと思うのです
素直すぎると、自分の頭で考え、判断するとくことをしません

まあ、Over50にもなるとあまり素直すぎる人はいないかも知れませんが…

良い考え方も、良い情報も、良い格言もそれを発信する人の意図を考えたいものです

白鳥監督を批判するものではありませんのであしからず
治療が出来ない病気を意識の力でもって治した方です

不食の人のドキュメンタリーなどまだまだ観たい映画があります

この短編特集だけでも大切なこと・忘れてはならないことが分かります
地球蘇生プロジェクト・短編映画

便利な世の中になればなるほど、一方で不便な時に大切だったことを忘れないようにしたいと思います

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